一品香 駒生店の手打ちラーメンと餃子
2015/08/20
一品香 駒生店の手打ちラーメンと餃子を食べてきました。宇都宮と言えば餃子と安易に考えがちですが、実は手打ちラーメンをDigすると、めっちゃ奥深い世界が垣間見れたりする。
栃木と単純に言っても、手打ちラーメンの文化というやつは、奈良県民には到底わかる話でもない。
ただ、わかる範囲で言うと、蕎麦屋の手打ちラーメンインザハウス。佐野ラーメンの青竹打ちラーメンインザハウス。一品香系列手打ちラーメンインザハウス~♪
っと、どこもかしかも手打ち麺なんだが、そこら宇都宮周辺に広がる手打ち麺のムーブ。
餃子の影の軍団と隠れてはいるが、地元民からは強い支持を受けているようで、そこら中に点在する。
ってことで、一品香 駒生店のはじまりはじまり!
一品香 駒生店に到着したのが、14時ジャスト。はじめは、和の中に水餃子と塩ラーメンでもと思って行ったのだが、14時前ですでに終了とのこと。
どうやら『マツコの知らない世界』で紹介されて、より混むようになったのだとか。知らない土地とはいえ、完全に勉強不足でした…_| ̄|○
ってことで、1番近くにあり、以前からチェックしてた一品香 駒生店に移動。ジョギングで5分くらいの位置でございます。
こうゆうときにマニア気質なのは助かる。どの土地に行っても、だいたい代替のお店がメモ帳や行きたいリストに入ってる。
っことで、一品香は、今回訪れた駒生店・今宮店・駅南店・城東店の4店舗。それぞれの店でジャンボ餃子を手作り。餃子だけでなく、手打ち麺のラーメンも人気とのこと。
一品香 駒生店のメニューはこんな感じ。この中から、スタンダードに手打ちラーメン650円と餃子3つ320円を注文して待つことにデラックス。
コストパフォーマンスの良さもそうですが、デカイ餃子を売りにしてるのに、やたらと回転が良い。
その理由を確かめるべく、厨房を見て楽しんでいると、一気に麺を茹でて、5~6杯のラーメンを仕上げてる。
どう考えても、最初と最後では茹で時間がわかりそうだが、そんな細かいことは気にしないのが一品香流とでもいいましょうか。
餃子も手際よく皮に餡を包み、すぐに焼きだす。この一連の流れが、この回転率を生むのでしょう。後々、知ったのですが、忙しい時間帯なら10杯同時とかあるみたい。
その気合がスゴイっす!
調味料はこんな感じ。とりあえず餃子のタレに酢とラー油を混ぜて、辛味噌をプラスしときます。
一品香 駒生店の手打ちラーメンの登場。パッと見は、ジャンボ餃子といい、手打ち麺のラーメンといい、おぐら屋のような佐野ラーメンのスタイルに似てたりする。
しかし、食べてみると、これが全然違ったりするのでおもしろい。
奥の奥まで突っ込んで調べると、源流は一緒だったりするのかもしれないが、栃木県独自に広がる手打ち麺の文化は興味深い。
手打ちラーメンは、1枚の大きなチャーシューにメンマとネギというシンプルスタイル。トロホロで柔らかなチャーシューにしっかり味がついたメンマ。
スープは、ほんのり生姜フレーバー広がる豚骨&鶏スープでしょうか。主張は大きくないが、木村政彦の大外刈りや腕絡みくらい旨みのキレがあるのではないかと。
気付いたら決まってるみたいな。
麺は縮れ手打ち麺、モチツルとしていて、場所により柔らかさが違うが、佐野ラーメンよりは明らかに剛麺な感じ。
スープと縮れ太麺との相性は抜群で、箸が走るように回りだす。麺量は想像以上でかなりのボリューム。しかし、この量を感じさせないくらい麺が減っていく。
これで650円というのだから、宇都宮という街は末恐ろしい。
ノスタルジックなラーメンは、完全に好み ∑d(≧▽≦*)OK!!
ちなみにですが、後から聞いた話によると、背脂トッピングなんて技もあるようです。次回は若者ぶって、ガッツリ背脂に挑戦かな(笑)
ジャンボ餃子は少し遅れて登場。大きさは、ジャンボ・リフトで失神する天龍くらいの衝撃とでもいいましょうか、銀座天龍クラスのデカさ。
な・な・なんというボリュームなんだ ∑(゚∀゚lll)
食べてみると、分厚い皮のモチモチ食感の中から、キャベツの甘みと肉の旨みが同時に感じられる。この餃子、多少大味ではあるが、絶妙にうまいではないか~ ∑d(≧▽≦*)OK!!
一品香 駒生店は、ラーメンも餃子も安くてうまい!
ラーメン好きとして、これ以上の幸せはないっす!
ごちそうさまでした m( _ _ )m
一品香 駒生店
栃木県宇都宮市宝木町1-28-20
TEL 028-643-4886
※用語説明
インザハウス
HIPHOP用語で登場という意味で使われる。
影の軍団
千葉真一率いる、ジャパンアクションクラブが出演するヒットシリーズ。今もわかりやすい人で言うと、真田広之や志穂美悦子となるんでしょうかね。
木村政彦
過去最強と呼ばれた15年無敗の柔道家。プロレスに転向したのち、力道山にだまし討ちにあった話は、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で細かく説明されている。
ジャンボ・リフト
ジャンボ鶴田が天龍の必殺技であるパワーボムを使ったときの名称。不慣れなせいか、ありえない急な角度で一気に落とし込み、場内に静けさが走った危険な技。バックドロップ・ジャンボキック・ジャンボリフトはジャンボ鶴田の代名詞。