ドン・チドールの濃厚とんこつ醤油はインパクト抜群【JR奈良】
2019/09/23
ドン・チドール
ドン・チドールと言えば、映画「ホテルルワンダ」で名演技をした俳優を思い出すが、奈良でドン・チドールと言えばJR奈良駅西口近くに2015年9月に密かにオープンした豚骨ラーメン屋。店主さんが映画好きとかでしょうかね。逆に名脇役の名前をチョイスしてたら渋すぎて、ウレションしてしまいそうっす。
話をラーメンに戻して、ドン・チドールはオープン当初と違い、今や時間によって行列ができることもある人気店へと変貌。大阪の名店の一つ、博多とんこつ天神旗で修行されたとあれば、そりゃ~みんな期待も高まってラヲタが集まるってもんです。
と言いたいが、たまに前を通る限りそうでもなく、地元の人たちに愛されてるって感じに見えます!
ってことで、今回はテスト中で早く帰ってきている娘と一緒にラーメン。豚骨=納豆の香りと、ずーっとちっちゃい頃から言い続けているが、わりにコッテリは嫌いじゃないタイプ、文句は多いがラーメン好きを連れて向かいます。
ってことで、久しぶりの奈良ラーメンはドン・チドールへGo!
ドン・チドールの外観
ドン・チドールに到着したのが13:30くらい。お昼時のピークを外して伺ったが、店内は満席状態。小さいお店なんで、すぐにいっぱいになります。ただ、豚骨ラーメンのお店なんで、回転率は他より早いだろうと待っていると、2分もしないうちに店内に入ることができた。
個性的なメニュー名はよく見ないと見逃すぞ
濃厚じゃなくて、濃香というところが憎い。濃く香る…一瞬淫靡な響きに聞こえるが、これからのラーメンはしずる感だけでなく、黒木香てきな淫靡な部分も必要と考えるが、どうも脇毛から頭が離れなくなってしまう自分が嫌になる。
ラーメンメニューは3本勝負。
- 淡麗とんこつ
- 濃香とんこつ
- 辛とんこつ
替え玉は、白玉と赤玉の2種類が用意されている。好みにあわせたチューンもしてくれ、麺の硬さからスープの濃さまで調節してくれるようです。
ここで親子ともども、ほら貝を吹きながら濃香とんこつ醤油と注文。麺は博多系とんこつでマストのバリカタでお願いしました。
奈良もいよいよ濃厚ラーメン時代に突入か?
登場した濃香とんこう醤油は、想像してた以上にコッテリ。カウンターから、ほのかに豚骨臭が来る感じ。
今まで奈良にはなかったタイプの豚骨ラーメンで、同じコッテリラーメンでも、無鉄砲やまりお流とは違う。
もちろん、関西ナイズされたライト豚骨とは別格の本格博多豚骨。
これは期待が持てそうっす!
トッピングはシンプルにチャーシューとキクラゲとネギ。最近流行りのラーメン女子がよりつきそうもない、飾りっ気なしの男前トッピング。
スープを飲むと、押し上げるような豚骨ヘビーな旨味と重み。少し強めなかえしは、喉がカラッカラッに乾くが、これも男のラーメンならでは。
うまい!
正直、これほどとは思ってなかった。もっと早くに訪問していれば、ラーメン放浪者にならずに済んだかも(笑)
麺はバリカタで注文したが、他の平均より少しかため設定のようだ。少し芯の残る感じは、他店でいうハリガネくらい。
でも、これがうまいんだ!
一気に啜り、3分くらいで臨戦態勢を整える。次なる狙い、替え玉の赤玉を同じくバリカタで注文。
名前からするに、何度か食べたことがある、唐辛子を練り込んだ細麺だろう。
赤玉が到着したので、替玉恒例のアレンジをすることに、高菜と紅生姜をトッピングして、白ゴマをする。
そこから、ほのかにピンク色に色付いた細麺を啜ると、微かに唐辛子の香りが鼻にくる。
これも負けずとうまい!
スタンダードに白玉も良いが、替玉では赤玉で気分を変えるのも悪くない。
いやー、ラーメンって本当にいいもんですね〜
と、水野晴郎のように口ずさもうと思ったが、久しぶりのヘビー豚骨に言葉が出ず、ようやく出た言葉が
ごちそうさま
でした。たぶんラーメンのリハビリが必要な状態です。
家から近いので、ちょこちょこ行ってみたいと思います。
ごちそうさまでした m(_ _)m
店舗情報
ドン.チードル
TEL 不明
奈良県奈良市大宮町2-2-2