一喜蔵の和風豚骨こくまろ in 園部
2015/08/20
一喜蔵の和風豚骨こくまろを食べてきました。今回はバス釣りと平行させての麺活っす。ちなみに、訪れたのは京都を北上した園部町。
そこに、一喜蔵があります。
京都にある南丹市園部町ってご存知だろうか?
少し南下した亀岡市といえば、保津川下りや明智光秀で有名だが、園部になると一気にその熱は冷める。しかも、日吉ダム周辺となると、釣り好きかダムカレー巡りでもしてる人でないと馴染みがないのではないかと。
それは言い過ぎか(笑)
意外に知られていないですが、保津川や大堰川と呼ばれたりしているのは、実は桂川っす。そして、その上流に昨年近畿地方を襲った台風で水害を防いだ、日吉ダム・世木ダムがある感じっす。
京都を救ったダムでありながら、あまり話題に上がらないのも、マイナー地域の宿命。奈良に住んでる俺からすると、めちゃくちゃ共感したりするわけで。
しかも、未だ去年の台風の影響で材木などが散乱し、完全復旧してないと言えば、どれくらいの規模だったか想像できやすいかと。
そんな園部で、嫌われまっちゃんの実食っす!
もち、ラーメンと釣りの比重は50/50と、ラヲタ方面からも、バサー方面からも疎まれる中途半端さが売りにてございます(笑)
ってことで、一喜蔵のはじまりはじまり!
一喜蔵に到着したのは日曜日12時前。サイトバスを釣るのに苦労してたので少々遅れちゃいました。一喜蔵に到着した頃には、ツーリングのバイカーさん達が占拠。
ってか、暖簾も看板も上がってないけど、一喜蔵はここでいいんよね?(笑)
確かめるべく店内に入ってみると、並び6人で店内に看板が ∑(゚∀゚lll)
この地域で看板なしはスゲェ。
タマタマなんかな?
ここからカウンターに座るまで30分。店主さん1人でやってるので、結構アップアップ状態。周辺に飲食店が少なそうなんで、週末になると混むんでしょうね。
はじめに言っておくと、かなり回転が悪いんで、時間を急くときに一喜蔵はやめておいたほうがいいよ。
一喜蔵のメニューはこちら。並んでる間に回ってきました。どう考えても、初回の俺としては、和風豚骨こくまろ700円を選ぶことになるわけで。
裏メニューはこちら。ただ単に、普通のメニューの裏に書いてあるだという安易さが堪らない(笑)
こちらからは、自信ありげな『スープ職人渾身の〆のおじや』も注文。なんか並んでた時間も忘れ、この状況を楽しんでる自分がいる(笑)
一喜蔵の和風豚骨こくまろの登場。作る前にチャーシューや味玉を切ってから麺を茹でるスタイル。1杯1杯をかなり丁寧に作り込んで提供される。
トッピングには、味玉がデフォで付いてきます。そこにチャーシュー・青ネギ・白髪ネギと糸唐辛子。細麺を使用して、徹底的に見た目に拘るスタイルは珍しいっすね。
和風豚骨こくまろのお味は、クセのない豚骨魚介スープに甲殻系のような塩ダレ。
もしや、独特のかえし、これ貝類っすか? ∑(゚∀゚lll)
正直、このスープを園部で飲んでる自分に少しびびりました。
そこにボソッと食感の細麺がマッチでーす ∑d(≧▽≦*)OK!!
少しオイリーなスープを見事にリフトアップしてる細麺の姿は、勇ましくもあり、感動すら覚える。
マジ、うまいっす クゥーッ!!”(*>∀<)o()"
麺量は少なめですが、この麺とスープとの絡みから想像するに、これくらいじゃないとスープが残せないかもね。そこから、残ったスープを店主さんに託し、スープ職人渾身の〆のおじやを。
スープ職人渾身の〆おじや。
いやー
北街角の心は熱いっす!
なんてったって、
愛しい人がほほえむ町ですから。
スープを最後まで堪能しても
気のきくセリフ言えない俺を
誰も待ってはいないが、
今日もひとり待つよ
ってな感じ。
どんな感じかわからんが、15ときに戻りたい、ほっこりな1杯でした。
ごちそうさまでした m( _ _ )m
一喜蔵
京都府南丹市園部町美園町4-16-59
TEL 080-6127-1930