これはラーメンブログではない

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安喜亭支店の豚そばとシュウマイ

      2015/08/20

安喜亭支店の豚そばとシュウマイを食べてきました。この日は鹿沼にいたので、1度食べて虜となった正嗣の焼き餃子と安喜亭支店の豚そばを迷いましたが、まだ未食だった地元の老舗ラーメン店のこちらを選択。

安喜亭と書いて、あんきていと読むこちらのお店。豚そばは70年以上の歴史があると聞き、トーマス・パー的なところに惹かれたのは、酒狂いの俺としてはごく自然なこと。

安喜亭支店があるってことは、安喜亭本店もあるんですが、どうも支店と本店で少し味違うみたい。とりあえず豚そばの評判を見ていると、俺の好み的には支店ではないかと、まずは安喜亭支店をチョイス。

余談ですが、鹿沼でラーメン屋で行ったことあるのは、ラーメンショップ 運転免許センター北口店・麺’s たぐち・ 麺 匠仁坊・しなそば 麺坊の4店舗。

その中でも個人的に衝撃を受けたのが、麺 匠仁坊で牡蠣煮干を使ったかんしーメン。この4店舗だけなんで、鹿沼ラーメンを語れるほどではないが、全体的に細麺をすっきりしたスープを合わせるのが多いように感じる。

ちなみに、奈良県民の俺が鹿沼ラーメンを奈良ナイズすると、にゅうめんラーメンバージョンってな具合になります。

ってことで、支店まで走って10分くらいのところに居てるので、軽くジョギング。安喜亭支店のはじまりはじまり!

安喜亭支店
安喜亭支店に到着したのは、土曜日の夕方18時くらい。後に仕事が控えてるので、サッと食って、パッと退散する予定っす!

店内に入ると、家族経営なのか、かなり人数がいる。若い看板娘から、30年前の看板娘。そして、遠い昔の看板娘と鹿沼美人さんたちが集う(笑)

土曜日の夕方ということで、少々びびってはいたが、まだ時間が早いのか、お客さんたちもまばらな状況。

安喜亭支店のメニュー
安喜亭支店のメニューはこちら。コストパフォーマンス抜群なラーメン達が並ぶ。もちろん、メインは豚そばとなるのだが、シュウマイも有名だったりする。

そうくると、注文はおのずと、豚そば700円とシュウマイ320円へと。

ここからが早い。シュウマイがどうゆうカラクリになってるのかわからないが、ラーメンと同時に5分くらいで登場となる。

豚そばとシュウマイ
豚そばとシュウマイ。豚そばは、野菜がたっぷりトッピングされた弱餡かけ風ラーメン。奈良でいう、天理ちゃんぽんのぬるい版みたいな感じ。

シュウマイは大きなのが4つ並ぶ。

安くてボリューム強調派なラーメンとシュウマイという感じがするが、どんな味なんでしょうかね~!

シュウマイ
シュウマイを食べてみると、これが絶妙。少しやわらかな食感に、ほのかな甘みが広がっていく感じ。今風のシュウマイにはない感じでウマイ (o^-^o)

さすが、野並茂吉を生んだ街だけある。

ライトな口当たりだが、腹にはしっかりたまるこのシュウマイ。一文で表現すると、

神は冷たい傍観者
ただし与えてくれたシュウマイには感謝!

そんな感じです(笑)

豚そば
豚そばのボリューム満点な具は、豚・キャベツ・もやし・タケノコ・キクラゲ・グリーンピースと続く。

なぜ?
ラーメンにグリーンピースなのか…

子供の頃にやっていたドンパッパくらい不思議な現象。

もしや、シューマイで使うグリーンピースを豚そばにもって感じなんでしょうか。ただ、無類のグリーンピース好きな俺からすると、かなり嬉しい限りである(笑)

まずは、豚そばの餡かけ風のスープを飲んでみると、ファーストインパクトは、野菜の甘みに鶏がらの円みが続き、最後にほんのり醤油の香りがする。全体的に優しいテイストで、すぅーっと胃の中におさまる。

飲めば、飲むほどクセになるスープで、今夜だけ、今夜だけ、どうにもとまらない、リンダスープとなっとります。

豚そばの細麺
豚そばの細麺は、少しやわめな鹿沼らしい食感。まんま、奈良で言うにゅうめん的な感じだが、俺はけっこう好きな感じですね。この麺、スープを吸ってぷにゅぷにゅになるというより、元からやわめで、時間が経ってもそこまで変化がないのが特徴。それでいて、しっかり餡かけスープも絡ませ持ち上げてくるからスゴイ。

豚そばと名前はなってるが、どこかサンマーメンとか、天理ちゃんぽんとかと同じような感覚で、最後までおいしく頂けました。

うまかったっす ∑d(≧▽≦*)OK!!

次は安喜亭本店で豚そばを食ってみたいですね~

ごちそうさまでした m( _ _ )m


安喜亭 支店
栃木県鹿沼市天神町1838
TEL 0289-62-3441


※用語説明

野並茂吉
シュウマイで有名な、崎陽軒の創始者。

トーマス・パー
スコッチのオールド・パーのラベルに描かれいるお爺さん。150歳以上生きたという噂も…。ちなみに、オールド・パーは岩倉具視が明治天皇に献上したお酒としても有名。

ドンパッパ
地域によって呼び方は違うが、関西圏はドンパッパ。関東圏はグリーンピースと呼ばれてることが多い。『グリン・チリンチリン・パリン』と言えばわかりやすいだろう。



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