柴崎亭の醤油煮干そば in 調布市
2015/08/20
調布にある柴崎亭の醤油煮干そばを食べてきました。正直に言って、今回は大好きな煮干を求めてというより、スタンプラリーに入ってるから、しょうがなしに奈良から東京の調布市にある柴崎駅の柴崎亭まで来た感が自分の中にあったんよ。
そんな気持ちだけに、一人で柴崎亭は心もとない。とりあえず、ラーメン好きというより、東京でラーメンを食べるとき、よく同行してもらってる友人Yと、お連れさんもう一人を無理矢理連れて…京王線の柴崎駅に到着。
もちろん、初めて降りる駅であり、駅前に広がる住宅街に少々戸惑いを感じながら、柴崎亭への地図を確認する。
毎回のことなんですが、行ったことないラーメン屋に、基本ラヲタじゃない人を同行させるプレッシャーはスゴイ。それで並んでた日にゃ~あんた最悪です(笑)
そもそも行列に免疫がない人達なんですから…
そして、日曜日の昼過ぎに柴崎亭に到着してみると、案の定最悪なパターン。
まさに悪魔kaサターン!
大・行・列!
柴崎亭の行列はこんな感じ。前6人と住宅街にひっそりって感じじゃないっす。でも、いくら往生際の悪い俺でも、はるばる柴崎駅まできての行列は、逆に気持ち軽がる。
完全にあきらめモードっす(笑)
そこから待つことデラックスな30分。ようやく店内へ。
柴崎亭のこだわりは、素材そのものの味を追及する無化調宣言ということかな。久しぶりに、かなりの気合を感じる言葉にチャラ男なアレクサンダーというより、ワイン拘るマイクパンサー!
ってな感じ!
メニューは、なんと1杯500円のらーめんのあっさりとこってり。600円で煮干流しの塩と醤油。1番高額な肉わんたんそばでも700円と非常にリーズナブル。東京でこの値段はマジすご!
今回も柴崎亭に関して、まったくと言っていいほど下調べなし。店内に入ってからのぶっつけ本番。いつも通り何を食べていいかわからん味音痴丸出しな音感。でも、煮干があるのならと、醤油そば600円を注文。友人Yは、こってりらー麺500円。お連れさんは塩煮干そば600円でキメ!
柴崎亭の醤油煮干そばのスープの表面上はラードでビッシリ。スープの温度が逃げないあの名店のレペゼンスタイルを思い浮かべてしまう。そして、一口醤油煮干スープを飲むと、自分の表情が一変するのがわかる。
ぐぐっと優しく広がる煮干の香りの後に、口の中にじんわり醤油の甘み。後から派生するいろいろな旨み。そして、食べ終わりまで冷めないスープ。無化調だけに、少し濃いめな味付けに設定してるんでしょうが、これに嫌味や雑味がまったくない。
これは600円やそこらで食べれるスープじゃない!
マジで美味スギちゃん クゥーッ!!”(*>∀<)o”
田村製麺の細麺の存在感もしっかりしてて、極上スープにまったく負けてない。柴崎亭の醤油煮干そば、これぞ東京煮干中華そばというようなスタイルが楽しめる1杯です。
ちなみに、友人のこってり醤油も少しもらいましたが、これも500円とは思えないクオリティ。昔ながらの中華屋さんのラーメンをしっかり手間隙かけて作ると、こうなりましたというような感じ。そして同行した2人は塩煮干そばに感動しておりました。
柴崎亭のコストパフォーマンスから考えて。大阪で言うと麺や 紡クラスのお得感に相当するかと。いや~探せば、まだまだおもしろい店がいっぱいあるもんですね~
ごちそうさまでした!
柴崎亭
東京都調布市菊野台2-16-20
042-480-6639