杉田家の朝ネギラーメン&ネギチャーシュー
2019/09/23
家系直系の杉田家
家系直系1号店の杉田家。過去なんどとなく訪れているこの店だが、何度食べても飽きないから不思議。ちなみに、家系の名を掲げているところはたくさんあるが、吉村家直系のお店は意外に少ない。
直系とは、吉村家が家系直系宣言をしたお店のみとなるのですが、2016年3月現在は5店舗のみ。杉田家のホームページには、「杉田家」「はじめ家」「環2家(閉店後復活したが直系ではなくなった)」「王道家(直系から独立)」「まつり家(閉店)」「横横家(本店が閉店後東京の湯島に移転)」「高松家」「厚木家」の8軒とされていますが、色々あり5店舗になった模様です。
- 杉田家
- はじめ家
- 厚木家
- 高松家
- 上越家(新たに直系に仲間入り)
直系を外される理由はよくわかりませんが、麺の使い方や店主さんの体調不良、閉店後の移転や味を伝承できる人がいないなどの噂がありますが、本当のところはどうなのか知りません。
朝ラーと言えば杉田家
はい、ってことで朝5時過ぎ、いつもと同じ時間に朝ラーメンでございます。味覚なんて、人それぞれの好みなんで、絶対ってなものはないですが、俺の場合は、醤油の尖りがある夜のピーキーラーメンより、少しこってりして角のないマイルドラーメンが好きなんです!
だから、ワザワザ朝を狙って訪問している!
朝からラーメンなんて胃腸がおかしくなると思っているあなた。杉田家なら大丈夫なんです。嘘と思うなら1度食べてみて欲しい。
もしかしたら、騙されたと感じるかもしれないし、新たな嗜好の発見ができるかもしれない!
朝だけのメニュー、朝ネギは必須
店内に入ると8割くらい。でも、時間は朝5時を過ぎたあたりですから、杉田家がどれだけ地元民に愛されているのかがわかる。
券売機の前に立つと、今まで見たことがないネギチャーシューなるボタンが存在していた。ぶっちゃけ、家系のトッピングは注文しないと損。だって、他のラーメン店では考えられないくらい安いから!
時と場合によって値段は変動するが、味玉80円に海苔50円なんて、家系じゃないとお目に掛かれない。ってことで、中盛ラーメン760円に朝ネギ40円。そして、お初になりますネギチャーシュー180円をポチリとしてカウンターに座る。
家系はどこもお好みの味に作ってくれるが、いつもノーマルで麺だけ硬めをコールする。あまりあくまでもデフォー推しです。
時間帯によって味が七変化するラーメン
まずはネギチャーシューが別皿で提供される。ビールのおつまみにも合いそうなピリ辛テイスト。このままで楽しんでも良いでしょうが、やっぱりトッピングで楽しみたいと、ラーメンを待つことに。
朝ネギが乗せられた中盛ラーメンのスープを一口飲むと、これこれ朝のマイルドな口当たりを味わいたいかったと再確認してしまう。醤油が前面に出過ぎず、鶏油の旨みをガッチリ感じられる熱々スープ。
これに恋をしているんです!
これが時間が遅くなるにつれ、だんだん醤油が前へ前へ出てくる感じになり、動物系もより濃く感じるスープに変化していく。どちらが良いかは好みになるが、俺は断然朝が好き!
ラーメンに別皿のネギチャーシューをトッピング。同じ家系でも、壱系ではよく注文するスタイルだが直系では初の試み。タレが強めの直系にネギチャーシューはバッチリ!
濃い味に濃いものを足すと逆に食べやすくなる感じ。マヨネーズに味噌を混ぜて塩鮭を焼くと、絶妙に食べやすくなるのと似てるような(笑)
かなり違う気もするが…
それに、煮豚じゃない直系特有の焼豚がスモーキーでうまいのよ クゥーッ!!”(*>∀<)o(肉)”
これに行者にんにくを加えれば、ライスが超絶に欲しくなる。しかし、そこは我慢のシドコロ。その代わりと言ってはなんだが、朝ネギの軽いエグミを和らげるため、醤油ダレの効いたヘビースープに浸し楽しめば、エレクチオンしてヘブンへの扉は開く。
麺はお決まりの酒井製麺。吉村家系は、ほぼこの麺を使用。男らしい啜り心地は、白いタオルのねじりハチマキに白いTシャツといった、家系お馴染みスタイルが頭に浮かび、なぜか六尺褌を連想してしまう(笑)
まぁ、想像通りうまいということなんだが、スープを掴み過ぎない麺が、いい仕事をしてくれております。何度食べても飽きない杉田家、これから先も何度行くことになるかわらかないが、そろそろ定番じゃなく和風新杉田ラーメンも食べるべきだと感じている今日この頃でした。
ごちそうさまです m( _ _ )m
店舗情報
横浜家系ラーメン 杉田家
住所 神奈川県横浜市磯子区新杉田町3-5
TEL 045-776-2155
営業時間 5:00~25:00
定休日 日曜日