長崎屋の醤油ラーメン in 津
2015/08/20
津市にある、長崎屋の醤油ラーメンを食べてきました。この日、世の中も俺もG.W真っ只中。朝に奈良を出発して、狙うは無料の潮干狩りスポットである御殿場浜へ。
まぁ、あっち向いても、こっち向いても人だらけ。
そんな中で、あわよくば、潮干狩りの間にラーメンでもと思っていたが、1度入った無料駐車場を抜け出すなんて荒技、どだい無理な話。どうしようか、どうしようか思案するが妙案は浮かばない。
ってことで、津の長崎屋のはじまりはじまり!
御殿場浜はこんな感じ。一面に広がる砂浜。この日の干潮が14:50くらいと少し遅め。朝8時に到着してる俺らは何もすることがない (^▽^;)
いやー、完全なる時間配分ミスと言いたいところですが、少しすると無料駐車場はいっぱいとなり、溢れかえる車と人。もちろん想像できる範囲ですが、貝なんてものは根こそぎ採られてて、親子でGETできたのは1個と不発。
あまりの不甲斐ない成果に、近くにいた飛び切り若くて美人なお姉さんに譲ることで、なんとか心のバランスを保つことに。やっぱり美人というのは、いつも見ても良いもんです(笑)
ちなみに、電話して営業を確認してる『有機栽培野菜のラーメン すみれ』の昼の営業は終わってる時間。今なら久居の『開花屋 楽麺荘』などもあったが、昭和スタイルを好み、ラヲタが好まないラーメンとなると、長崎屋しかない。
そう決めると、行動は早く。大渋滞の23号線を避けるように長崎屋へと。
長崎屋に到着。旧伊勢街道の津宿から雲出宿狭い道沿いに長崎屋はある。初めて来た人なら通り過ぎる可能性も。目印は一軒家にぶら下がってる赤提灯。
これを見逃すと、長崎屋には一生出会えない(笑)
家の駐車場に突如現れるラーメン屋、これが長崎屋である。外には机とイスが並べられており、店内はどうやらプレハブのようだ。お世辞にもオシャレとは言えないスタイル。
このノスタルジック溢れるラーメン屋は、草むらの中に突如現れる館林の米屋。雀荘に併設され怪しさ日本一の彦根の楽縁に並ぶ珍店。
ラーメン屋って、いろいろあるもんやなぁ~っと、あらためて実感させてくれるお店っす。
長崎屋の屋台。昔に屋台をひいてたときの名残りらしいですが、今は厨房となってます。注文を受けると、ワザワザ、この屋台でラーメンを作ってから戻ってくるという…
効率の悪さは愛嬌。
エンターテイメント性は最強!
まず店内に入ると、潮干狩りできたと判断したようで、そこで足を洗っていいよと嬉しいサービス。挙句の果てには、タオルまで持ってきてくれる。
ありがたく足を洗わせて頂き、再び長崎屋の店内へ。
とりあえず、セルフのお茶を入れ、カウンターへと。木でできた長椅子と机。気分は野生に戻った気分 (^▽^;)
こちらが長崎屋のメニュー。らーめんは醤油・塩とも500円というリーズナブルな価格。注文は、俺が醤油ラーメン大盛700円。娘が塩ラーメン500円を注文。
すると、ラーメン1杯につき、ゆで卵1個がサービスされるシステム。娘と2人で筋肉マン気分を味わいながら待つことに。
ぶっちゃけ言うと、ホンマは醤油をチャーシューメン大盛で頼んだのですが、塩ラーメンと重なり、覚えきれなかったようで、大盛醤油ラーメンが、とお茶目なおっちゃん(笑)
全然、良いんです!
それくらい、問題なし!
それ以外の話がおもしろ過ぎて、完全に長崎屋マスターワールドへ突入。しかも、そこの常連さんと話が盛上がり、楽しい一時を過ごしました。
これぞ、ご当地ならではです(笑)
長崎屋の醤油ラーメンの登場。丼にお箸が刺さってるのが長崎屋流。決して、キョンシー飯ではございません(笑)
これが気になるお上品な人は、たぶん長崎屋には来ないでしょうから、まったく問題ナッシングでしょう。
『味が濃かったり、薄かったりしたら調整するから』と着丼。チャーシューメンじゃなくて、このチャーシューの量。えげつないっす。
そして、かまぼこ・きくらげ・ネギが所狭しとトッピング。ボリュームもバッチリなご様子。これは想像してた以上な感じですね。
長崎屋の醤油ラーメンは、濃いめで、かなり甘いかえしのこってりスープに、クタクタな柔麺が合体。トッピングのチャーシューもスープも麺も突出したところは、どこにもないのだが、すべてが合わさるとマニア受けする絶妙なフレーバーへと。
正直、うまい ∑d(≧▽≦*)OK!!
懐かしさが、大波、小波と押し寄せ、昭和ノスタルジーを思い残すことなく味合わせてくれる。この1杯が昨今のラーメンの逆を走ってることなんて百も承知だが、俺がこんなラーメンが好きなんだからしょうがない。
長崎屋の塩ラーメンは娘の注文。こちらも甘めな塩コッテリスープに、柔麺があわせれてる塩ラーメン。俺は醤油の方が好みだったが、娘は塩の方がお好みだったみたい。
どちらのラーメンもおっちゃんのおしゃべりも最高でした。また近くに行ったら寄らせて頂きます。
ごちそうさまでした m( _ _ )m
長崎屋
三重県津市雲出島貫町
TEL 非公開