これはラーメンブログではない

ラーメンブログではないと言いたいが、ラーメンについて書いてるブログです!【ラヲタじゃないっす】

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スープが最高、神田 磯野で醤油らーめんを食べてきました in 千代田区

      2016/07/08

神田 磯野で醤油らーめんを食べてきました。神田 磯野は、前々から行きたくて、うずうずのずりずりのズキズキだったのは言うまでもありませんが、チェックしてから訪問するまで数年経ってた次第。
そして、この神田 磯野というお店。まるで、新撰組の芹沢鴨のようならーめんを提供してくれるというでは、あーりませんか。このままでは、『芹沢鴨のようならーめん?』とわけわからんでしょうから少し説明すると。
ワンランク上の高級(島原遊郭)な鳥(名古屋コーチン)につかれた芹沢鴨らーめん(鴨と鶏スープ)食べれるという、ただのコジツケ(爆)
冗談はさておき、ずっと訪問したかった理由は鴨と鶏という、異色の組み合わせが、この木なんの木、気になる木という感じでした。
ただ、神田 磯野の辺りって、近寄りがたい。肉体労働者というよりサラリーマンの街という感じが敷居が高いというか、ホテルニューアワジでハッスル・ハッスルする場所というイメージ。単純に淡路町駅と小川町駅が最寄り駅ってだけなんやけど…(笑)
ちなみに、田舎者の普通の考えからすると、神田駅はおろか、秋葉原駅からも余裕の徒歩圏内。
意味のない文字数稼ぎの前置きはここまでにして、神田 磯野のはじまり!

神田 磯野

 

神田 磯野は土曜日の16時過ぎ。中途半端な時間をわざと狙ってきました。というより、動き出すのが遅かっただけですが。ウルトラ中途半端な時間。当然誰もいる気配がありません。
しか~し、店内に入ると…
ラーメン界の超重鎮さんがカウンターの奥で、アランドロンのようなオーラでローラして、ギャランドゥな姿はさすがにしてないが、歓喜の笑顔でらーめんを楽しんでる。
その1杯の丼に向かう真剣さに圧倒されて、ヘイターな私は完全に縮こまってしまう。化けの皮が剥がれないように距離を置き、カウンターの逆側の端っこに陣取ります。いわゆるへたれなりの防衛反応というやつです(笑)

神田 磯野の券売機

 

神田 磯野の券売機。全体的に多少お高めな金額設定をしてるのが、ツンデレ系の神田 磯野の特徴。もちろん今回も定番の醤油らーめん780円をポチッとラーメンの掟おきしきな。

神田 磯野のメニュー

 

カウンターに座るとしれーっと置いてある、油まめしな神田 磯野のメニュー。この少し古びた感じが好きです。味玉トッピング150円という強気な設定も板についてますね。
ゆっくりとカウンター越しに現れた若いイケメン店主は、流れるような動作で食券を受け取り、ラーメンを作り始めます。
また、らーめんの作り方が独特。というか、こんな作り方見たことない。お鍋からスープをすくうとき、表面の油をすくうときと、奥まで差し込んでスープをすくうときを分けてるみたい。
それ以外にも、頭の中が混乱しそうな動作がいっぱいあるのですが、1つ1つ言うとキリがないので、ちょっと風変わりな拘りがあるラーメン店主ってことで片付けておきます(爆)

醤油らーめん

 

待つこと10分くらいで醤油らーめんの登場 ヾ(@^▽^@)ノ
神田 磯野は、ものすごく手間の掛かる作り方で、1杯のらーめんを昔かたぎな頑固職人のように作るスタイル。途中、一手間掛かる、他のらーめん屋では見たことないような工程をするので、回転が良いほうではないはずです。

醤油らーめん

 

登場した醤油らーめんを見てテンションが上がらないなら、あなたはおそらく醤油らーめんにそこまで拘りがないのでしょう。醤油好きなら、爆弾上げ醤油なはず(笑)
神田 磯野の醤油らーめんは、丁寧に盛り付けられたというより、丁寧に作られたという方が正しい。誰にも媚を売らず、まずは食べて判断してくれと言わんばかりの雰囲気で着丼します。

トッピング

 

トッピングは、チャーシュー・メンマ・白髪ネギ・カイワレ・岩海苔。神田 磯野の特徴はなんと言っても岩海苔になるのでしょう。清湯系の醤油スープに香りの強い岩海苔は珍しい気がします。

醤油スープ

 

醤油スープを一口飲んでビックリ。というか、『ここで難しい味の醤油スープが来たなぁ』ってのが正直な感想です。うまいのは、間違いなくうまいんです。でも、味の説明なんてできやしない。
勘違いされたら困るのは、無化調やから、輪郭がぼやけてるということじゃない。無化調らしからぬ、比較的はっきりした味になってます。
鴨独特のへばりつくような油っぽさがないのに、薄っすら鴨のような味はする。たぶん、スープの表面上に浮くインパクトある香味油に鴨のポイントがPonとあるのでしょう。
魚介も出過ぎず、引っ込み過ぎずと良いバランス。こんなスープ飲んじゃうと頭がショートしてしまう。うまい以上の言葉がでてこない о(ж>▽<)y ☆

岩海苔

 

岩海苔は醤油スープに、より深い迷いを生じさせる物体であることは間違いない。ただ、醤油スープに岩海苔を絡めると、磯の香りがふわりと香り、より一層うまくなるから不思議 ≧(´▽`)≦

チャーシュー

 

チャーシューは、トロふわっとした食感に絶妙な味付け。なんと絶妙なチャーシューを提供するんだ神田 磯野は…

メンマ

 

メンマは、しっかり存在感ある太さであり、シャキコリした食感あるメンマ。

中細麺

 

中細麺は、このスープにうまくマッチしてますね。何より、麺が普通に醤油スープのところをくぐって食べるときと、岩海苔のところをくぐらせて食べるときの違いと変化がおもしろい。

中細麺

 

中細麺を感動しながら啜り、これが噂に聞いた神田 磯野の醤油らーめんかと思いながら食べてると、1人で気持ちが盛り上り、少し感動しちゃいました。
神保町のさぶちゃんが、生涯現役にこだわったミスター珍やったとすると、神田 磯野は寡黙でテクニシャンの保永昇男のよう。まるで神田 磯野の醤油らーめんが、明日ある闘いをしていると感じた次第です。
かなり上級者向けならーめんですが、神田 磯野は醤油らーめん好きを唸らせる1杯ではないでしょうか。かなりお薦めでございます。
ごちそうさまでした。

神田 磯野(かんだ いその)店舗情報
神田 磯野
TEL 03-3256-2929
東京都千代田区神田須田町1-3
最寄り駅
都営新宿線小川町駅
東京メトロ銀座線神田駅
東京メトロ丸ノ内線淡路町駅
JR神田駅
JR秋葉原駅
営業時間
月~金曜日
11:30~15:00
17:45~20:30
※スープがなくなり次第終了
土・祝日
11:30~17:30
※スープがなくなり次第終了
定休日
日曜日


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